鼻孔縁形成 眉上切開

診療案内

鼻先を細く(鼻尖縮小術)

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鼻尖縮小術が向いている方とは

  • だんご鼻を細くしたい
  • きれいな鼻にしたい
  • 細長くすっきりした鼻にしたい
  • 鼻先を小さくして鼻を高くしたい

手術概要

鼻尖縮小術は、いわゆる“だんご鼻”を細くすっきりさせる方法です。
丸い鼻の穴を縦長にする効果もあります。

軟部組織(脂肪など)や鼻翼軟骨の余剰部分を切除し、左右の鼻翼軟骨を各々細く形を変え、中央に引き寄せて縫合します。

軟骨が大きいほど効果がありますが、日本人の場合、鼻先の皮膚が厚く、鼻翼軟骨の大きさが外から診断できない事が多いので、術前にレントゲンで皮膚の厚さや軟骨の大きさを確認することが重要です。
皮膚が厚く、軟骨が小さく薄い場合は効果が望めません。

鼻先を細くするのと同時に、切除した鼻翼軟骨の一部を鼻先の希望の位置に移植する事も可能です。
下向きに移植すると、少し下向きに(鼻中隔延長ほどの効果はありません)
上向きに移植すると、かなりアップノーズになります。
耳介軟骨も合わせて移植すると、さらに効果が上がります。

オープン法(鼻柱を切開する方法)で行うことも可能ですが、クローズ法(鼻柱を切開しない方法)で同じ操作が可能ですので、クローズ法で行います。

手術と並んで重要な事は術後のギプス固定です。
3日から6日間ギプス固定を行いますが、この間通院治療が必要です。
ギプスが緩んだり、はずれたりすると、本来の効果が出なかったり、元の鼻よりも太くなってしまいます。

鼻翼軟骨切除鼻翼軟骨切除+軟骨移植
鼻翼軟骨切除+耳介軟骨移植

鼻翼軟骨切除法

左右の鼻翼軟骨の余剰部分を切除し、各々形を細く形成し、中央に引き寄せ縫合します。
クローズ法(鼻柱を切開しない方法)で行いますので、傷は外から見えません。

術後3日~6日間ギプス固定を行います。

鼻翼軟骨切除法+軟骨移植

横からみた時に鼻先をとがらせたい場合に、鼻翼軟骨切除法と同時に一部切除した鼻翼軟骨を鼻先の希望の位置に移植します。
斜め下方向に移植すると、少し鼻が下向きに、上方向に移植するとかなりアップノーズになります。
通常は斜め下方向に移植します。

鼻翼軟骨切除法+耳介軟骨移植

鼻翼軟骨切除法と同時に一部切除した鼻翼軟骨と耳から切除した耳介軟骨を合わせて鼻先に移植します。
元々鼻翼軟骨が小さめで薄い場合、移植軟骨も小さくなってしまうため、耳介軟骨を鼻翼軟骨の代わりに補助的に使用することもありますが、耳介軟骨を何枚か重ねて移植し、しっかり鼻先をとがらせます。

カウンセリングから手術日までの流れ

  1. 初回カウンセリング(初回カウンセリングと同日の手術は行っておりません。
    現在服用されている薬がございましたら、医師にお伝え下さい)
  2. 血液検査(手術の1週間前までに行って下さい)
  3. 手術日を予約した日から3日以内に予約金をお支払いください(お振込も可能です)
  4. ご手術当日に御来院ください。

手術当日の流れ

  1. 術前カウンセリング
  2. 洗顔後、手術前後を比較するため写真撮影をします。
  3. 問診・血圧等測定・鼻の消毒
  4. 軟骨を切除する部位に麻酔を行います。ブロック麻酔も併用します。
    ご希望があれば点滴をして眠りながらの手術も可能です。 痛くないポイント
    • 術前に痛み止めと軽い安定剤を服用していただきますので、緊張、痛みはあまり感じません。
    • 当院では33ゲージという極細の針を使用していますので、痛みはあまり感じません。
      (通常美容外科での使用サイズは30ゲージですが、当院ではそれより更に極細の33ゲージの針をオプションではなく通常使用しています。それ以外にはご希望により35ゲージの針のご用意もあります。別途5,000円)
    • ご希望の方は、静脈麻酔のご用意もございます。
  5. ご手術の詳しい内容は上記をご参考ください。
  6. 術後3~6日間鼻にギプス固定をし、鼻に栓をします。鼻の栓は翌日医師が抜去します。
    ギプス固定している間は通院が必要になります。腫れによってギプスの固定期間が変わります。

治療期間とアフターケア

手術名手術時間麻酔の種類固定期間抜糸腫れ洗顔・化粧
鼻翼軟骨切除40分~1時間局所麻酔
希望があれば
静脈麻酔可
鼻:ギプス3~6日
鼻栓:1日  
7日目1~2週間7日目
鼻翼軟骨切除
+軟骨移植
1時間30分局所麻酔
希望があれば
静脈麻酔可
鼻:ギプス3~6日
鼻栓:1日
7日目1~2週間7日目
鼻翼軟骨切除
+耳介軟骨移植
2時間局所麻酔
希望があれば
静脈麻酔可
鼻:ギプス3~6日
鼻栓:1日
耳:圧迫固定1日
7日目1~2週間7日目
リスク・副作用変形・腫脹・疼痛・発赤・嘔気・嘔吐・発熱・感染症・皮膚壊死・麻酔による合併症

Q&A

Q. 移植した軟骨がズレることはありますか?

A. 軟骨は周囲の組織と癒着します。一度癒着すれば動くことはありませんが、癒着するまでの間にズレる事がないように、術中に吸収糸でしっかりと固定します。

Q. 仕事があまり休めません。鼻のギプスはどうしても必要ですか?
何日間装着するのでしょうか?
目に脂肪がない場合には別の場所から脂肪を移植するのですか?

A. 鼻尖縮小術は外からは傷は見えません(クローズ法で行います)が、鼻尖の内部を広範囲に手術しますので、内部に血液がたまったりすると、線維化して余分な組織ができてしまい、結果として元の形と変わらなかったり、逆に太くなることもあります。手術自体も重要ですが、術後のギプス固定次第で手術の出来が変わります。
また、ギプスは1~2日でずれますので、毎日か1日おきに再固定をします。
最低でも3日、平均的には5~6日ギプス固定をします。

症例写真

鼻尖縮小+耳介軟骨移植

手術概要

鼻尖縮小と耳介軟骨移植を行いました。
以前L型シリコンのみ手術を受けられたそうですが(今は抜去済み)、手術をしてみると明らかに一度鼻尖縮小の手術をした跡がありました。

鼻翼軟骨はすでに切除されていましたが、線維化した瘢痕組織が大量に皮膚と軟骨の間に形成されていたため、細くならなかった様です。

手術を確実に行っても、ギプス固定が不完全だと内部に血液が溜まり、その血液が線維化して残ってしまい、結果的に術前とあまり変化しなかったり、遂に術前より太くなってしまいます。

線維化した組織を切除するのは非常に時間がかかり大変ですが、あきらめずに根気よく行えば切除可能です。

  • 手術料金:鼻尖縮小+軟骨移植+耳介軟骨移植 605,000円(税込) 
  • リスク・変形・腫脹・疼痛・発赤・嘔気・嘔吐・発熱・感染症・皮膚壊死・麻酔による合併症 

鼻尖縮小+鼻翼軟骨移植

手術概要

鼻尖縮小の術前と、1ヶ月後、8ヶ月後の経過写真です。

皮膚と軟骨の両方が厚い方です。

鼻尖縮小は皮膚が薄く、軟骨が厚くて大きい方ほど変化します。
しかし、アジア人の場合、皮膚が薄い方は少ないので、多くの場合は皮膚が普通~厚めの方が多くなります。

鼻尖縮小は1ヶ月目が一番細くなります。(写真中央)
これは鼻先の内部が硬くなるからです(癒痕拘縮)。
この時期に希望よりも細くなっている方もけっこういらっしゃいます。
3~4ヶ月すると内部が柔らかくなり形が少し太くなります。

術後8ヶ月目は鼻先の形が1ヶ月目より少し太くなっています。
少し太くなっても確実に軟骨を切除縫縮して、術後にギプス固定をしていれば術前よりも必ず細くなります。

手術が不確実であったり、術後のギプス固定が甘いと、細くならなかったり、オーム鼻になったり、逆に術前よりも太くなってしまう事があります。

鼻尖縮小の修正手術をよく行いますが、初回の手術の倍、もしくは3倍の時間がかかります。
難易度も高いので、初回に確実な手術を受け、術後しっかりとギプス固定を行う事が重要です。

ギプスは2~3日するとズレて緩んできますので、できれば毎日か1日おきに固定し直すのがベストです。

  • 手術料金:鼻尖縮小+軟骨移植+耳介軟骨移植 605,000円(税込) 
  • リスク・変形・腫脹・疼痛・発赤・嘔気・嘔吐・発熱・感染症・皮膚壊死・麻酔による合併症 

こちらのモニター様の経過について書かれたブログです

実際に当院で手術を受けられたモニター様の写真をブログで多数紹介しております。詳しくは院長ブログをご覧ください。